Googleの入社試験


「非公認 Googleの入社試験」という本が出ました。1000円と安いのもあって買ってみましたが、いやはやこれは大変。有名なスクールバスにテニスボールはいくつ入るかという問題を皮切りに、ロジック力を試す問題、数学力や物理力などを試す問題、そしてGoogleの社風に合うか否かを問う問題などいろいろです。

それにしてもゲーム理論をベースにした問題が多かったですね。近年のロジカルシンキングにおいてはゲーム理論の地位が確立されてきていますが、誰からみてもとっつきやすいというものでありながらしっかりとしたロジック力が求められるというバランスがいいのかもしれませんね。

たとえば「泥遊びする3人の子供問題」を見てみましょう。

子供が3人、泥遊びをしていて全員の顔に泥がついています。そこに大人がやってきて、「君たちのうち少なくとも1人の顔に泥がついている。泥がついている人は顔を洗ってきなさい」と言いました。さて、3人の子供はどうする?

聞けばなるほど。でもその当たり前ともいえるロジックを自分で構築できるか。こう考えるとビジネスに結びつく力だと言えそうですね。特にエンジニアとしてはしっかりこなせる力をつけてもらいたいもですね。