PASONA TECH CONFERENCE 2008 を見てきました

PASONA TECH CONFERENCE 2008(パソナテックカンファレンス) を見てきました。matzの基調講演については、別途書くとして、他にいくつかセッションについてです。

http://www.pasonatech.co.jp/10th/event/pt_conf2008/index.jsp

他に参加したのは、

■なぜ?って・・・・・僕が、私がプログラマーになった理由を明かします(小山浩之:フリーランスプログラマ 株式会社mixi技術顧問)

→面白そうかと思って参加したのですが、自己紹介の長さと甘いボイスにやられてついついうたた寝してしまいました。ごめんなさい!

■チームハックス! 特別編〜仕事が楽しくなるチームの作り方〜(大橋悦夫:シゴタノ主宰、柳澤大輔:カヤック代表、須田将啓・田中禎人:エニグモ代表、モデレータは堀川貴満:パソナテック)

→田中さんがちょっと遅れてきてドキドキしましたが、それぞれの個性でチーム理論を展開されていました。エニグモのお二人は「のりが合うこと」が一番大切という話に終始、カヤックの柳澤さんは、入社する際に会社に合う人しか採用しないので、あまり気にしていないし、モチベーションをあげようと思ったこともないということでした。それはそのまま真実でしょうし、結構、単純な話かなとも思いましたが、人数が増えてたりしたときはどうするの?ってのもありますよね。でも、このシンプルな部分を共有できる人だけ採用していれば大きくなっても問題は起きないんでしょうね。問題は違う人を採用したときに起きる。それも小規模なチームでも起きるのではと確信しました。

■技術をどう活かすの? 〜企画屋と技術屋のコラボレーションの軌跡〜(藤代裕之:NTTレゾナント gooラボマーケティング担当)

→今年大ヒットしたgooの「ブログ通信簿」を題材に、よくうまくいかずにいがみあう「企画屋」と「技術屋」の関係性のあり方についてプレゼンテーションしていただきました。これはなかなか面白いし興味深い内容で、困っている人も多いはずなのですが、参加者が少なく、問題意識の低さを感じました。企画屋は自分ではできない技術を持った技術屋をリスペクトすべきだし、技術屋は自分にはない視点を持った企画屋の話を少しはきくべきだという主張は本当にその通り。なんでうまくいかないんですかね。。。

■エンジニア・グローバル・サミット2008 〜世界から見た日本のキャリア、日本から見た世界のキャリア〜(Jim Grisanzio:サン・マイクロシステムズ、原田季栄:NTTデータ、Edward Middleton:東京Linuxユーザーグループ、宮下剛輔:paperboy&co、岩佐琢磨Cerevo、モデレータは櫻井知之、美谷広海:楽天

→一言でいうとテーマ名負け的な感がありました。単純に日本人よもっと大きなグルーバルな視点で見て、憶さず英語を話せということ。内容的にはそりゃおっしゃる通りなんですが、なんでそれが、グローバルサミットなのかよく分かりませんでした。と英語ができずとも活躍している日本のエンジニアとかもいれたら議論になってよかったとも思いました。paperboy&coの技術責任者の宮下剛輔さんがパネラーの中にいらっしゃったので、思わず「Webエンジニア武勇伝」のインタビューをお願いして快諾いただきました。

全体的には女性限定のセッションがあったりとかエンジニア向けといっても派遣を意識したバランスのよいセミナーだったと思いましたが、反面、コアなエンジニアの参加者が少ないという問題もあり難しいところだなというのもありますね。

でも、こうしたイベントはウェブキャリアでも是非チャレンジしてみたいと思います。来年できるかな?