次代の会

naotakeさんの紹介で「次代の会」に参加させていただきました。立ち上げて丸1年、今回で13回目を迎えるこの会には約30人が参加されていました。

http://jidainokai.jp/2009/04/27/article237.html

今回の基調講演は、株式会社鉄人化計画の代表取締役社長である日野洋一氏でした。「遊び」をテーマにしたビジネスで上場している会社は珍しいそうで、日野社長は「遊び」を哲学的に捉え、いかにビジネスとしての可能性が大きいかという独自の理論を打ち立てました。

同社がカラオケという業界で後発ながらも成功したのは、「カラオケに来るお客は歌を歌う事を楽しみに来店する」という「本質的なニーズ」に特化してモデルと作り上げたことによるそうです。

多くのカラオケ店が「美味しい食事」や「従業員のサービス力」という歌うこととは関係ない部分での差別化戦略をとるなか、同社は「歌うことを楽しめる」という部分にフォーカスしてこだわった結果が、現在の地位となっているということです。競合優位性の論理的構築方法をお聞きできた感がいたしました。

後半の名刺交換タイムではほぼ全員とごあいさつ。半分くらいは経営者の方々でしたので、今後またおつきあいが増えそうな予感です。

とてもいい会だと思いますので、今後も参加しようと思います。


※株式会社鉄人化計画及び日野洋一氏については下記をご参照ください。

□ゲスト経営者:日野洋一氏
株式会社鉄人化計画 代表取締役社長
1967年東京都生まれ。
1991年北海道大学法学部を卒業後、株式会社日本長期信用銀行(現新生銀行)に入行、法人営業担当。
1999年にカラオケルーム、ビリヤード店、まんが喫茶等を運営する株式会社鉄人化計画を設立、代表取締役に就任。
2004年7月に東京証券取引所マザーズ″市場へ株式上場(証券コード2404)。
「遊びを解放し、余暇文化を再生する」を経営理念に活躍中。