大船で出会ったささやかな幸せ

siroi_mogutan2008-12-18

ゆーすけべーさんのインタビューに行った際に、モノレールに乗り換えるために下車した大船で昼食を食べました。家系といえる鬼半蔵ラーメンに行こうと思ったのですが、なんと無くなっておりまして、別のラーメンチェーンになっていました。

壱六家という家系の店もあるのですが、ちょっと気のりがせず、代ゼミに通っていた高3から浪人時代によくいっていた「ことぶき」に行くことにしました。

この店は、かなり怪しいビルの通路の奥にありまして、普通に道を歩いていたら一生、発見できないラーメン屋です。中学生のときにおやじに連れていってもらってからですからかれこれ20年以上前から行っていて、今回は、18年ぶりくらいなんでしょうか。行ってきました。

なんと、ラーメン屋のおやじはもちろん顕在なるも、もはや逝ってしまっているとばかり思っていたお婆さんがお元気な姿で現れたのには本当にびっくり。20年前に、息子(ラーメン屋のおやじ)が未だに独り身であることをぶーすかお客さんに愚痴っていたのが懐かしい記憶なのですが、当時からかなり腰は曲がっていたのが、さらにL字型に。。。それでも店に出ているのは本当に頭が下がります。


帰り際に会計をする際に、おやじが声をかけてくれました。

「久し振りだね。。学生時代によく来てたよね。ずいぶん貫禄ついちゃって」

おー、覚えていてくれたなんて感激しちゃいました。それからお婆さんいくつになったの?と聞くと、なんと87歳! 75歳のうちの老婆(実家のおかん)に爪の垢を煎じて飲ませたい気分です。

しかし、そんなたわいもない出来事なんですが、なんだかとても幸せな気持ちになりました。人は人によって温かい気持ちになるものですね。

※写真は、ゆーずけべーさんのブログからいただきました。偶然にもインタビューにお邪魔していたゆーすけべーさんがことぶきの存在を知っており、ブログにも書かれていたのです。

http://yusukebe.com/archives/07/11/16/112311.html