それぞれの戦場へと旅立つ兵士のように

siroi_mogutan2009-02-05

親会社のKBMJ代表の同伴ゲストということで、ダイヤモンド経営者倶楽部の新春賀詞交歓会参加させていただきました。

第1部の表彰に続く第2部の講演は、竹中平蔵氏。さすがに話がうまいですね。2009年はティッピングポイントとして、この世界的な経済危機に対するアメリカを中心とした取り組みについて解説していただきました。また、それと比較して日本で行われている議論がいかに本質的でないかという指摘をしつつ、日本でこの経済危機を乗り切るために何が必要なのかということに言及されていました。法人税の引き下げや農業改革、羽田空港の2倍拡張などと具体的で確かに効果の出そうな施策をお考えでしたね。政府も可及的すみやかに実行可能な具体的施策を掲げてほしいものです。

懇親会では、昨年IPOされた、らでぃっしゅぼーや株式会社の緒方大助社長や株式会社エス・エム・エスの諸藤周平社長を始め、株式会社パソナテックの森本宏一社長にもごあいさつをすることができました。今週の土曜のイベントがかぶっているんですよと言ったらびっくりしていましたが(笑)

他にも懐かしい顔の経営者数人にお会いでき、充実した懇親会でした。

とはいえ、こういう時期なので、多少話題は暗く、なんともいえないものはありました。帰り際の挨拶でも、

「お互い、頑張って、なんとか生き残りましょう」

と、それぞれの戦場へと旅立つ兵士のような言葉が自然と出てくる。そういう世の中なんだと改めて感じさせられますね。

ここは正念場、でもここを乗り切れれば開ける。そう思うとこの難局も楽しくて仕方がないですよね。