15年来の顧客担当者

以前のリクルートスタッフィング時代に一時期、日本橋支社というところにおり(一時期といっても4年半なのでかなりですが・・・)、その時におつきあいのあったクライアントの担当者と10年ぶりに再開してきました。

きっかけは昨年3月から日本橋に移転してきて、メールアドレスの分かる昔のお客さんにはごあいさつさせていただいたもののメールアドレスのまだ入っていない名刺のお客さんにはまだコンタクトしていない状況でしたが、ちょっと名刺の整理がてらに交誼の深かった方にご連絡していたところ、とある大手不動産会社のご担当者に今日、お会いすることができました。

当時は、その企業は受付嬢しか派遣というものを使ったことがなく、事務職派遣を本格的に導入しようか検討していた最中、当時には珍しくアポイントをとって最初に訪問させていただきました。15年前の私は入社3年目の若手営業、ぞの前の年は人事で新卒採用をしていたこともあり、その日、自分で採用した新人を同行して営業に出ており、当然、無様な格好は見せられない状況でした。

その時、まだ若かったのもあり、かなり流暢に?派遣のメリットを説いていた私、担当者は何も口を挟まず、にこやかに見守っていてくれました。思えば、そんなの百も承知だよということをずっと力説していたんだと思います。担当者に突っ込まれることもなく、和やかに商談を終えたので、同行していた新人に対しても面目躍如でした。

結局、それから半年後、その不動産会社では2名の事務職派遣を退職補充で使うことになり、1名のご契約をいただくことができました。あとで聞けば、「あまり差はなかったものの川井さんに一票ということで決めました」とのこと。当時は本当に嬉しい受注でしたね。

当時の担当者は人事の次長兼課長というポジションでしたが、10年前に再開したときには、関連会社の総務人事部長、そしては、その会社の代表取締役副社長になられていました。今年の3月末までは、本体の不動産の常務取締役を務めていたそうです。

結局1時間強話しこんできたのですが、なにか訪問する前も嬉しく、訪問後も心癒された感覚になりました。あまり同窓会や思い出話が好きな方ではないのですが、今日は、GWの合間の嬉しい1日となりました。